英詩と日本詩人北星堂書店, 1983 - 503 sivua |
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Sivu 111
... かなや西風のまづ秋の葉を吹けるときさびしいかなや秋風のかのもみぢ葉にきたるときばらもん道を伝ふる婆羅門の西に東に散るごとくたいよは吹き漂蕩す秋風にひるがへこは飄り行く木の葉かなあさばわしたか朝羽うちふる鷲鷹のあけぐれそら明闇天をゆく ...
... かなや西風のまづ秋の葉を吹けるときさびしいかなや秋風のかのもみぢ葉にきたるときばらもん道を伝ふる婆羅門の西に東に散るごとくたいよは吹き漂蕩す秋風にひるがへこは飄り行く木の葉かなあさばわしたか朝羽うちふる鷲鷹のあけぐれそら明闇天をゆく ...
Sivu 123
... かなしびかなしびさなかうつし世の悲愁ならぬ悲愁の央にあり、しゅじやうともどちながらこおうことあ衆生の友生とし生存へて古甌ぞかくは言揚げてむこ「美八真也真ハ美也」と是れぞ地上にて識るすべてはた識らむを要とする一切なる。· ·〇日夏耿之介(明治 ...
... かなしびかなしびさなかうつし世の悲愁ならぬ悲愁の央にあり、しゅじやうともどちながらこおうことあ衆生の友生とし生存へて古甌ぞかくは言揚げてむこ「美八真也真ハ美也」と是れぞ地上にて識るすべてはた識らむを要とする一切なる。· ·〇日夏耿之介(明治 ...
Sivu 280
... かなたこなたに飛び狂ふ姿やさしき牝馬ありひとこゑそれと見るより堪かねてかなたに飛べる牝馬より一声高く嘶けば嘶きかへす声かなしまなこ馬はこゝろも狂ひ出でほのほ眼は深き紫の なつくも風に乱だる夏雲の牝馬 火焔のいろを示せどもうつろふものは牝馬 ...
... かなたこなたに飛び狂ふ姿やさしき牝馬ありひとこゑそれと見るより堪かねてかなたに飛べる牝馬より一声高く嘶けば嘶きかへす声かなしまなこ馬はこゝろも狂ひ出でほのほ眼は深き紫の なつくも風に乱だる夏雲の牝馬 火焔のいろを示せどもうつろふものは牝馬 ...