英詩と日本詩人北星堂書店, 1983 - 503 sivua |
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Sivu 117
... こそ止まざれやとり林の鳥の日におちてひそ涼しき森に潜む時,まきちか声こそすれ、牧近くあらたくさは新に刈りし草の葉のつた垣より垣へと伝はりつ。あはれ其虫かれこえはグラスホッパー,夏の日のおごりしぜんに独り浴しつゝ自然の思,よろこびのなる声や ...
... こそ止まざれやとり林の鳥の日におちてひそ涼しき森に潜む時,まきちか声こそすれ、牧近くあらたくさは新に刈りし草の葉のつた垣より垣へと伝はりつ。あはれ其虫かれこえはグラスホッパー,夏の日のおごりしぜんに独り浴しつゝ自然の思,よろこびのなる声や ...
Sivu 179
... こそは酔はめ。ひばりみちきりばた新墾路の切畑にたちばな赤ら橘葉がくれに、ほのめく日なか、しづうたうまそことも知らぬ静歌の美し音色に,きびたき目移しの、ふとこそ見まし,黄鶲の है ひさごあそびをあり樹の枝に,矮の楽人めきしざをば戯ればみを ...
... こそは酔はめ。ひばりみちきりばた新墾路の切畑にたちばな赤ら橘葉がくれに、ほのめく日なか、しづうたうまそことも知らぬ静歌の美し音色に,きびたき目移しの、ふとこそ見まし,黄鶲の है ひさごあそびをあり樹の枝に,矮の楽人めきしざをば戯ればみを ...
Sivu 254
... こそかしこけれ。ゆうあさ夕となり,朝となりけり、よつかひ第四日の日。みづ水霊うをおほぞら「水に魚すめ穹蒼にとり鳥とべ ... こそなかりけれ。くもあらしたゞよる雲に嵐ふきたかねいはわし高峰の岩に鷲さけび,のこひかげこさめ残る日影に小雨ふりふも ...
... こそかしこけれ。ゆうあさ夕となり,朝となりけり、よつかひ第四日の日。みづ水霊うをおほぞら「水に魚すめ穹蒼にとり鳥とべ ... こそなかりけれ。くもあらしたゞよる雲に嵐ふきたかねいはわし高峰の岩に鷲さけび,のこひかげこさめ残る日影に小雨ふりふも ...