英詩と日本詩人 |
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Sivu 83
あめつちみなわがみたいきほひおもひわがみせ多く才ある人は世に生ふる智慧の木の命の木にあらぬはかなさをなげくなりはや我は世の中に学ばの道はあらず天地の力もしり哲学をもきはめぬそを皆我身のため用かむとおもへどもなお我身には足らず, ...
あめつちみなわがみたいきほひおもひわがみせ多く才ある人は世に生ふる智慧の木の命の木にあらぬはかなさをなげくなりはや我は世の中に学ばの道はあらず天地の力もしり哲学をもきはめぬそを皆我身のため用かむとおもへどもなお我身には足らず, ...
Sivu 347
ろんするつぶやきながら結び果て立上り、歩むとすれば,いぶかしきかな,われを留むる,今を盛りの草の花,わが魂は先づ打ち入りて,物こそ忘れめ,この花だにあらばうちもえ死なむ。たそこはふは誰ぞ,わが花の下を、答へはあらず,はひまわる,わが花盗む心なり ...
ろんするつぶやきながら結び果て立上り、歩むとすれば,いぶかしきかな,われを留むる,今を盛りの草の花,わが魂は先づ打ち入りて,物こそ忘れめ,この花だにあらばうちもえ死なむ。たそこはふは誰ぞ,わが花の下を、答へはあらず,はひまわる,わが花盗む心なり ...
Sivu 473
... 燃ゆるが如き熱情を小さき胸に抱きながら猶且温雅貞淑なる姿儀を失はざるやさしき心,わが恋を犠牲にして,ひそかに一生を泣ける悲しき情,ことに,絶代の姿色衆人の眼を眩し,かゞやく眼,燃ゆる唇,玉の如き戻,あっこれ好詩料にはあらざるか。
... 燃ゆるが如き熱情を小さき胸に抱きながら猶且温雅貞淑なる姿儀を失はざるやさしき心,わが恋を犠牲にして,ひそかに一生を泣ける悲しき情,ことに,絶代の姿色衆人の眼を眩し,かゞやく眼,燃ゆる唇,玉の如き戻,あっこれ好詩料にはあらざるか。
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