英詩と日本詩人 |
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Tulokset 1 - 3 kokonaismäärästä 39
Sivu 57
軒のにたちぬるい,妻を軽げにかきいだき,かたへの駒にうちのせて、やをら手綱をかいぐりぬ。(第 16-23 節)物も覚えぬけうとさに,あたりの景色ふと見れば,人気たえたる古寺の,半ばやれてぞたてりける。よもぎ所せげなる蓬生の,しげみがもとの塚かげに, ...
軒のにたちぬるい,妻を軽げにかきいだき,かたへの駒にうちのせて、やをら手綱をかいぐりぬ。(第 16-23 節)物も覚えぬけうとさに,あたりの景色ふと見れば,人気たえたる古寺の,半ばやれてぞたてりける。よもぎ所せげなる蓬生の,しげみがもとの塚かげに, ...
Sivu 203
顔へ胸来たれや,わが愛,小鳩の如く、真白き御羽根に罪を打ちて。みばね七わが手は待つなり, ... 時たいのり八『祈祷のうちにはわが愛あり』と,愛君はも下界に歌ひ給ふ--その愛、その君,今幾万里,へだつるわが身の声も聴くや。『祈様のうちには生命を寄 ...
顔へ胸来たれや,わが愛,小鳩の如く、真白き御羽根に罪を打ちて。みばね七わが手は待つなり, ... 時たいのり八『祈祷のうちにはわが愛あり』と,愛君はも下界に歌ひ給ふ--その愛、その君,今幾万里,へだつるわが身の声も聴くや。『祈様のうちには生命を寄 ...
Sivu 347
ろんするつぶやきながら結び果て立上り、歩むとすれば,いぶかしきかな,われを留むる,今を盛りの草の花,わが魂は先づ打ち入りて,物こそ忘れめ,この花だにあらばうちもえ死なむ。たそこはふは誰ぞ,わが花の下を、答へはあらず,はひまわる,わが花盗む心なり ...
ろんするつぶやきながら結び果て立上り、歩むとすれば,いぶかしきかな,われを留むる,今を盛りの草の花,わが魂は先づ打ち入りて,物こそ忘れめ,この花だにあらばうちもえ死なむ。たそこはふは誰ぞ,わが花の下を、答へはあらず,はひまわる,わが花盗む心なり ...
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