英詩と日本詩人 |
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Sivu 111
しもは霜葉をかへす秋風のかみ空の明鏡にあらはれぬすゞ清しいかなや西風のまづ秋の葉を吹けるときさびしいかなや秋風のかのもみぢ葉にきたるときばらもん道を伝ふる婆羅門の西に東に散るごとくたいよは吹き漂蕩す秋風にひるがへこは飄り行く木の葉かな ...
しもは霜葉をかへす秋風のかみ空の明鏡にあらはれぬすゞ清しいかなや西風のまづ秋の葉を吹けるときさびしいかなや秋風のかのもみぢ葉にきたるときばらもん道を伝ふる婆羅門の西に東に散るごとくたいよは吹き漂蕩す秋風にひるがへこは飄り行く木の葉かな ...
Sivu 296
ときはなる世にくらぶれば,なかげ汝はかげろふの影なれど,ひとたいにし人とて誰が世かは、かげそのかげろふの影ならぬ。朝がほよりも疾く起きて,寐まちの月のふくるまで、ひとひ一日をながくいそしまば,つかわざ二日の業もなりぬべし。ときはなる世のあれ ...
ときはなる世にくらぶれば,なかげ汝はかげろふの影なれど,ひとたいにし人とて誰が世かは、かげそのかげろふの影ならぬ。朝がほよりも疾く起きて,寐まちの月のふくるまで、ひとひ一日をながくいそしまば,つかわざ二日の業もなりぬべし。ときはなる世のあれ ...
Sivu 309
見よやみそらに影曳きて恐ぢ驚ける魂のごと流る>星の落つるとき。 4 夢より淡く「北光」の光微かに薄らぎて氷の山にかゝるときあるは斗牛の影冰る悲き光波のへに破船の伴の望むとき。夕暗空に声もなく影もわびしく稲妻のまたくひまに消ゆるとき誰か憂ひに ...
見よやみそらに影曳きて恐ぢ驚ける魂のごと流る>星の落つるとき。 4 夢より淡く「北光」の光微かに薄らぎて氷の山にかゝるときあるは斗牛の影冰る悲き光波のへに破船の伴の望むとき。夕暗空に声もなく影もわびしく稲妻のまたくひまに消ゆるとき誰か憂ひに ...
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