英詩と日本詩人 |
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Sivu 94
世には頼まん人ぞなきたのむは神と君とのみその十舟よいましを頼みてはわが恐るべき波ぞなき故里ならぬ国ならばいつこもよしと極みなき海に近びぬ里遠み陸に上らば木がくれしむろにや入らん山深みわが故里よいねよかし落合直文(文久元年・ 1861-明治 36 ...
世には頼まん人ぞなきたのむは神と君とのみその十舟よいましを頼みてはわが恐るべき波ぞなき故里ならぬ国ならばいつこもよしと極みなき海に近びぬ里遠み陸に上らば木がくれしむろにや入らん山深みわが故里よいねよかし落合直文(文久元年・ 1861-明治 36 ...
Sivu 277
はせよいうしだいちばかとはいな、こくうとあがひづめどちんけだいかづちひいきおとすさいまじゅうつかそのくろがねくつわこなみちんかみくだりようじたてがみながつツたちはなあなきだいきろてつゆげことしえんほうがんもうきしめきようきようしづかあゆ ...
はせよいうしだいちばかとはいな、こくうとあがひづめどちんけだいかづちひいきおとすさいまじゅうつかそのくろがねくつわこなみちんかみくだりようじたてがみながつツたちはなあなきだいきろてつゆげことしえんほうがんもうきしめきようきようしづかあゆ ...
Sivu 369
こさずくわんてろをとめろすづき木陰地いづる鶯を,春の小姓と觀ぜば,この鳥籠なき若き少女,行方の西を慕ひて薄月させる野の空,友なき天路を走り去るよ。あ>峠の幾つ越えて,なんちがひは癒えぬべきや。あまちたうげくつが悲しい哉,春の領,王子ゆいて覆へり ...
こさずくわんてろをとめろすづき木陰地いづる鶯を,春の小姓と觀ぜば,この鳥籠なき若き少女,行方の西を慕ひて薄月させる野の空,友なき天路を走り去るよ。あ>峠の幾つ越えて,なんちがひは癒えぬべきや。あまちたうげくつが悲しい哉,春の領,王子ゆいて覆へり ...
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