英詩と日本詩人北星堂書店, 1983 - 503 sivua |
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Sivu 130
... なれ墓は終りの場所ならず我命こそたしかなれ人は塵にて又散ると ━終連—しわざさすれば人は いふはからだのうへのこと 130 井上哲次郎:玉の緒の歌.
... なれ墓は終りの場所ならず我命こそたしかなれ人は塵にて又散ると ━終連—しわざさすれば人は いふはからだのうへのこと 130 井上哲次郎:玉の緒の歌.
Sivu 229
... なれにし岸の青草のなれ上にすわりて汝がためさち幸あれかしと祈らなむ下のまき二深夜農夫昼も夜もなく行く川の声なきかたを眺むれば羽袖もいとゞ力なく空しき水に飛ぶ螢あゝそのかげは亡き人のにほひたま香の魂か汝もまたありし昔の思ひ出に あふるゝ ...
... なれにし岸の青草のなれ上にすわりて汝がためさち幸あれかしと祈らなむ下のまき二深夜農夫昼も夜もなく行く川の声なきかたを眺むれば羽袖もいとゞ力なく空しき水に飛ぶ螢あゝそのかげは亡き人のにほひたま香の魂か汝もまたありし昔の思ひ出に あふるゝ ...
Sivu 366
... なれ,個の帰る可きやど「宿なれ」と歌い収めている。原詩における郭公が幽玄の世界に遊ぶ西洋の鳥であるならば,それに対応して東洋的幽玄の詩界に生きる鳥は鶯である。藤村が原詩の詩趣に触発されて本詩で鶯を歌った要因はこの点にある。この意味で本詩は ...
... なれ,個の帰る可きやど「宿なれ」と歌い収めている。原詩における郭公が幽玄の世界に遊ぶ西洋の鳥であるならば,それに対応して東洋的幽玄の詩界に生きる鳥は鶯である。藤村が原詩の詩趣に触発されて本詩で鶯を歌った要因はこの点にある。この意味で本詩は ...